自己肯定感の低さを強みに変えるために私がやっている4つのこと
これまであまり他人に愛されてこなかったと感じている人の多くは、自己肯定感が低いという特徴があります。頑張っても褒めてもらえなかったり、特に大きな失敗をしたわけでもないのに厳しく叱責されるなどといった経験が自己肯定感の低さに結びついているのでしょう。
あとでも書いていきますが、自分を責めることそれ自体は悪いことではありません。むしろ、愛されない族の皆様が成長するためにとても必要なことなのです。
しかし、何事もバランスが大事。自分を責め過ぎてしまってもいいことはありません。今回は、自分を責めてしまう性格を上手く自分の成長に繋げ、活き活きとした毎日を送るための方法をご紹介します!
1. 無理に自信を持とうとしない
自己肯定感が低い人が一番してはいけないことが、無理に自分に自信を持とうとすることです。世の中では、自分に自信を持って行動している人がキラキラして見えたり、なんとなく成功しているように見えがちです。本屋に行けば「ポジティブな人が成功する!」と謳っている自己啓発本をよく見かけます。
しかし、自信を持っている人が必ず成功しているかというと、実はそうではありません。過度な自信は自意識過剰に繋がり、現在の自分から目を背け成長できなくなってしまうからです。
人間は、今の自分に満足してしまったらそれ以上成長しません。今の自分に不満があるから、人間は努力し続けることができるのです。その点、自己肯定感が低い人は現状に満足することがほとんどないので、一生成長し続けることができる才能を持っているのです!
逆に、もともと自信を持つことが苦手なのに無理に自信を持とうとすると、自分を見失ってしまいストレスになるので注意が必要です。
2. 承認欲求の強さをモチベーションに変える
これまで愛されてこなかった人は、承認欲求が強いという特徴があります。その承認欲求の強さをモチベーションに変えることができれば、毎日充実した日々を送ることができるはずです。
では、どうやって承認欲求をモチベーションに変えるのでしょうか。上でも書きましたが、人間は、現状に満足しないために、努力を続けることができます。なので、今自分が他人から認められていないという事実を認識し、もっと認められたい!と思うことで、承認欲求をモチベーションに繋げることができるのです。
ここで一つ注意しなければいけないのは、自分の苦手な分野で認められようとしないということです。人には必ず得意不得意があるため、得意不得意を見極め、必ず自分の得意分野で認められるように努力しましよう。
不得意分野で認められようとするとなかなか認められず承認欲求が満たされないため辛くなってしまいます。気をつけましょう。自分の得意分野を客観的に把握するには『ストレングスファインダー』がおすすめです。
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愛されてこなかった人の特徴を詳しく知りたい方は↓のブログも読んでみてください。
3. 自分を責めてしまう原因を書き出してみる
自己肯定感が低い人は、無意識に自分のことを責めてしまいがちです。でもそれって本当に自分が悪いのでしょうか?実は環境が悪かったり、周りの人が悪かったりしないですか?
それを客観的に評価するために、自分を責めてしまっている原因を書き出してみましょう。例えば、上司にメールを送った時に冷たい返事が返ってきた場面を想像してみましょう。
恐らく自己肯定感が低いあなたは、「自分の送ったメールが悪かったんじゃないか。」「上司を怒らせてしまったのではないか。」と考えるのではないでしょうか。
この場面次のように3つのステップで書き出してみましょう。
①自分を責めた原因を書き出す:上司の返事が冷たかった
②その時の感情を書き出す:申し訳ない、自分はだめな部下だ、..etc
③別の観点から分析してみる:実は上司の機嫌が悪かっただけだ、上司が忙しかっただけだ、...etc
このように3つのステップでその時の状況を書き出すことによって、客観的に原因を分析することができます。どうでしょう。自分が100%悪いことなんてないのではないでしょうか。
自分に自信がないことは強みではありますが、無駄に自分を責め過ぎてしまうのはただストレスになってしまうだけなので無意味です。是非この方法を活用してみてください。
ちなみに...上の方法は心理学で認知行動療法と言われていて実際にメンタルヘルスケアで用いられている方法です。認知行動療法が手軽にできるアプリもありますので、是非実践してみてください。
4. ストレスを溜めない
人間ストレスが溜まると冷静な判断ができなくなってしまいます。上に書いた方法もストレス過多の状態では効果が出ないかもしれません。何もする気が起きない。会社に行きたくない。自殺したい。と日頃から思ってしまうかたは、まずストレスを発散しましょう。
まずは人と話したり、運動したり、カラオケに行ってみたりしましょう。その時におすすめなのは、できるだけお金のかからない方法でストレスを発散することです。ストレス発散にお金をかけてしまうと、そのことが逆にストレスになってしまってよくありません。また、1回のストレス発散にお金がかかってしまうと、定期的に実践できなくなってしまいます。
どうしてもストレスが溜まってしまってこのままではやばいというときは、心療内科を受診してみてもいいかもしれません。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。まずは、自己肯定感が低い自分を認めてあげて、それを強みと捉えて努力してみましょう。少しずつ日々が充実してくるはずです。